『アスリートを社会のリーダーへ。』NPO法人izm、遂に始動します。

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『アスリートを社会のリーダーへ。』NPO法人izm、遂に始動します。

NPO法人izm(イズム)は、プロスポーツ選手を志す少年少女たちや現役アスリートのポテンシャルを引き出し、彼ら彼女らの人生の選択肢を増やすことを目的とした非営利団体です。

2020年9月に設立〜準備期間を経て、この度本格始動する運びになりました。

これまで様々な立場からスポーツに関わってきましたが、公共性の高いスポーツ領域においてNPO法人だからこそ取れるポジションで、スポーツ団体や地方自治体、アスリートや民間企業を滑らかに繋ぐ役割を担っていきたいと考えています。

世の中は、凄まじいスピードで変化を続けています。

この激動の時代において、スポーツを頑張ってきた子供たちが、競技を通じて得た財産を存分に生かし、自らが望む人生を選び取ることができるようになるために、私たちNPO法人izmは多様な学びと交流の場を提供していきます。

また、SNSとクリエイティブの領域を中心に、スポーツの魅力を広く伝えることに長けたメンバーが数多く参画しており継続的かつ多面的に、スポーツの価値向上と社会の発展に寄与すべく活動して参ります。

自己紹介

初めまして!NPO法人izm 代表理事の五勝出拳一です。簡単に自己紹介をさせていただきます。

FC東京のホームタウンである小平市出身、1993年生まれの28歳。好きな選手は小野伸二とロベール・ピレス、好きなチームはアーセナルです。

私自身もかつてはサッカー選手を目指したスポーツ少年でしたが、東京学芸大学蹴球部を経て新卒で電通テックに入社し、広告領域のプロデューサー職を経験。その後、トップアスリートやスポーツ関連企業のマーケティングを支援するスポーツベンチャーのRevive inc.に転職。2019年末には書籍『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』をマイナビ出版より出版させていただきました。

そして2021年4月にRevive inc.より独立し、現在はNPO法人izmの代表理事としてスポーツを基軸としたマーケティング支援およびアスリートのキャリア支援を中心に活動しております。

なぜNPO法人を作るのか

私は大学在学中に全日本大学サッカー選抜の主務を経験したことをきっかけに、スポーツを突き詰めた人材が持つ魅力や能力に対して強いリスペクトを抱くようになりました。

一番右・中央の顔色が悪い奴が私です…

ピッチ上で見せるパフォーマンスのレベルの高さはもちろん、ミーティングにおける熱量や議論の内容、試合に向けての事前準備や事後のケアの質と量など、私が接してきた同世代の誰よりも力強く、しなやかで優秀な人達だと感じたことを今でも覚えています。

この時の全日本大学サッカー選抜は急造にも関わらず非常に良いチームで、伊東純也選手や仲川輝人選手、室屋成選手など現日本代表にも名を連ねる選手たちやスタッフ陣が集うオールスターチームでした。

私に水をぶっかけてるのは現・柏レイソル所属の呉屋選手…

アスリートのポテンシャルと、もどかしさ。

一方で、ピッチ外でそのポテンシャルを活かしきれずに燻ってしまったり萎縮してしまう選手が多い現状にも直面し、またアスリートのキャリアに関する悲観的な報道に触れる度、強いもどかしさを感じ続けてきたことも事実です。

これまでは個人活動の延長でアスリートの価値向上に対して取り組みを続けて参りましたが、より本質的かつ持続可能なサポートを提供していくべく、NPO法人izmを設立いたしました。

私はこれまで数多くのプロになった選手、プロになれなかった選手を間近で見てきました。

スポーツを一生懸命やってきたからこそ拡がる可能性やネットワークがある一方で、深く競技を突き詰めるが故に視野が狭くなったり、経験が偏ってしまうケースが多く存在します。つまり、それぞれの選手が置かれた環境によって適切な機会が得られなかったり、様々な選択肢に気付けなかったりするということです。

この視点から、特に引退後のキャリアにおいてアスリートが課題を抱えるその根源的な原因は選手側にあるのではなく、育成年代や現役選手が身を置く環境やそのシステムに問題があると考えるようになりました。(もちろん選手側にも、その一因はあるのですが。)

FC東京トップチーム若手選手向けセミナーの様子

競技を通じて自分やチームと向き合い、様々な困難を乗り越えてきたアスリートは、ピッチ内に限らずその能力を、より広く・多様な形で社会で発揮することができるはず。

私のエゴも混じっていることは十分理解の上ですが、これまでの実体験からもアスリートは社会のリーダーになれる人材群だと考えています。但し、多くのアスリートは現状そのポテンシャルを十分に引き出せていません。

izmは何をするのか

『アスリートを、社会のリーダーに。』

リーダーの定義や範囲は様々ですが、引退前後問わずアスリートはそれぞれが関わるコミュニティをより牽引する存在になっていけるはず。

NPO法人izmは『アスリートと社会を紡ぐ』というミッションに従い、あらゆる角度からアスリートを社会のリーダーに押し上げる活動を進めて参ります。

スポーツを頑張ってきた選手たちが、競技を通じて得た経験・財産をピッチ外で利活用できるようになる為には「情報」と「機会」にアクセスしやすい仕組み作りが不可欠です。

私たちはスポーツを頑張っている少年少女やアスリートの選択肢を増やし続けていく為に「アスリートのキャリア支援」「アスリートのキャリアを紡ぐメディア izmマガジンの運営」「講演事業」の3つのに加え、スポーツ団体の育成部門をサポートするアカデミー支援事業、スポーツに関連する団体・企業・個人のコンテンツ作り&情報発信をサポートするマーケティング支援事業を進めて参ります。

現在、競技団体や自治体と連携して進めているプロジェクトが複数進行中&準備中につき、公にできるタイミングで改めてお知らせさせていただきます!

また、NPO法人izmの立ち上げに際して理事メンバーにはスポーツ出身者や現役のアスリートをはじめ、スポーツ界で長く活躍してこられた大先輩や、実の父親にも加わってもらいました。

東京学芸大学蹴球部の同期で現・ファジアーノ岡山所属の廣木雄磨くん、FC東京U-15深川→桐光学園→慶應大学ソッカー部で現在もSHIBUYACITYFCでGKとしてプレーする峯達也くんら、育成年代からエリート街道を走ってきた面々に加え、早稲田実業高校サッカー部出身で公認会計士の資格を持つ輪笠祐大くん等、いずれもスポーツをルーツに持ちながら様々なフィールドで活躍しているメンバーです。

理事メンバーを紹介するコンテンツの配信も今後予定していますので、そちらも是非楽しみにしていてください!

izmマガジン、始めます!

そして、6月初旬に「アスリートのキャリアを紡ぐメディア izmマガジン」の運営を開始いたします!

ピッチで輝かしいプレーを見せるアスリート1人1人に、育成年代の頃の努力や周囲のサポートがあり、引退後の新たなチャレンジがあります。

しかし、キャリアの先行事例やキャリアを選択する際に直面した悩みや葛藤、意思決定のポイントはあまり世の中に出回っていません。なぜなら、その多くは決してスマートなものばかりではなく、選手本人からすると積極的に語りたい内容でばかりではないケースも多いからです。

同じ人が2人いないのと同じように、誰かと全く同じキャリア・人生が再現されることは100%ありません。しかし、キャリア先行事例や判断基準を知ることで、自らのキャリア形成の参考にしたり、そのエッセンスを学び取ることは可能です。

izmマガジンでは様々な競技のアスリートへのインタビュー記事を中心に、育成年代や保護者、指導者や現役選手の皆さんが読んで面白く、気付きを貰えるようなコンテンツを配信して参ります。

面白いなと思っていただけたらチーム内やSNSでシェアいただいたり、知り合いの選手に積極的に共有してもらえたら嬉しいです。

他のスポーツメディアでは取り扱っていないようなアスリート1人1人のパーソナルな部分や育成年代の頃の葛藤をお届けするコンテンツの内容に、運営チームも自信を持っています!

またizmマガジンは、毎月500円ご寄付いただくizmサポーターの皆様のご協力にて運営させていただいております。

【izmサポーターの寄付ページはこちら】
https://mosh.jp/classes/page/37462

皆さまからのご寄付いただいた資金は、以下等の活動資金に充てさせていただきます。

・Webメディアの記事制作(ライティング、撮影、編集、デザイン等)
・全国の取材先への交通費
・イベント企画〜運営 

またNPO法人izmの活動は、多くのトップアスリートおよび選手サポートのスペシャリストの皆様よりご賛同をいただいており、その一部をご紹介させていただきます。

■賛同パートナーからのメッセージ

森谷賢太郎選手(サッカー)
幼少期にスポーツに出会った私は、スポーツに「1人の人間」として育ててもらい、スポーツでしか得ることのできない経験やたくさんの体験をしてきました。「そのスポーツを通じて得た経験や財産がスポーツ界のみならず、社会においても大切なことである」と気づくことのできる場として、このizmが一役を担ってくれることを願っています。

長谷川アーリアジャスール選手(サッカー)
未来ある少年少女、親御さんに私自身の経験や体験を伝える事で少しでも力になれたら嬉しいです。ご協力よろしくお願いします。

廣木雄磨選手(サッカー)
サッカーを通した人間教育。そして環境に左右されずに様々な情報を得られること。プロサッカー選手になった人、なれなかった人、全員がサッカーをやってきて良かったなと思えるような環境をizmで共に作りましょう!

下山田志帆選手(サッカー)
現役選手としてサッカーを続ける中で、選手としての自身の価値に悩んだ経験は数えきれないほどです。楽しくて始めた競技と人生をかけて向き合い続けるためにも、自分が変わることを恐れず学び続ける大切さを日々痛感しています。変わろうと進みだすアスリートに、伴走してくれるizmさんの活動を心より応援しています。

芦田創選手(パラ陸上)
パラ陸上選手の芦田創です。
スポーツには人の心を動かす無限の可能性があります。スポーツを通して人生と社会をより豊かにしていきましょう!

橋本恵さん(スポーツ栄養士)
きらきら輝くアスリートが世界にあふれるには、彼らが自分の望むタイミングで望むキャリアを選択できること、その為には競技に関わるものだけでなく外側にある社会を巻き込むことは重要です。この、アスリートと社会を紡ぐizm
さんの取り組みに賛同いたします。

izmサポーターになっていただいた皆様へは以下のリターンをご用意しております!

・アスリートへのインタビューへの同席(月1回程度)
・NPO法人izmの運営ミーティングへの参加(月1回程度)
・月1回発行のメールマガジン送信
・年1回発行のizmイヤーブック郵送

法人での寄付をご希望の場合はHP問合せフォームよりご連絡ください。

皆様のご参加、お待ちしております!!

最後に

長くなりましたが、私たちNPO法人izmの活動に少しでも興味を持っていただけた方は是非気軽にお問い合わせください!同じ志や課題感を持つ皆様と手を組み、持続可能なスポーツ界の発展に貢献していきたいと考えております。

アスリートと社会、スポーツと社会を紡ぐことをミッションに掲げ、様々な取り組みを展開して参りますのでNPO法人izmの活動にご注目&ご参画いただけたら嬉しいです。

今後のizmの活動にご期待ください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

NPO法人代表理事
五勝出拳一

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